クロスバイク カーボンフォークに交換 いきなり失敗

 

2019年末から少し体調を崩し、自転車ほとんど乗れず。
新型コロナだなんだと自粛ムードで、いつの間にか今年も半分がすぎ、はや6月も終わりだよー

カーボンフォークは色々面倒そうで、いっそのことカーボンフレーム買っちゃおうかと実際に中華サイト、アリーエクスプレスで注文したが、コロナの影響か、3月に注文して6月にも届かず、あげくに、「追加料金を払わないと送れない」とセラーが言い出したのでキャンセル!

結局カーボンフォークを購入。

前からAmazonで気になってたこのカーボンフォーク、インストール方法がよくわからなかったから購入に踏み切れなかったが安いし軽い。375gって。。

考えた導入方法は3通り。

1:ヘッドパーツ一式を購入し、現在のものと入れ換える。
2:今使ってる下玉押しを新フォークにつけて、ヘッドパーツを流用。
3:下玉押しだけ購入し、他のパーツはそのまま流用。

1は、上下ワンの外し、圧入とか面倒そう。
2は、下玉押し外すのが大変だったり、傷だらけになったりとかリスクあり。
3で済めば、一番作業がラク。

で、とりあえず3でやってみた。買ったのはコレ。


何はともあれコラムカット。
アルミの時のようにパイプカッターが使えないようなので、ノコで切る。
まっすぐ切るためにソーガイドが売ってるけど、ステムが2つあったのでこの方法で。。

結果、ステムボロボロ、切断面ガタガタ・・・

スペーサーを挟んでおいたのでステムの被害は一つですんだ。

自分の不器用さが嫌になるが、切断面はヤスリでなんとかなる。
切断はけっこうたいへんで時間もかかるが、ヤスリがけはそれほどでもなく、ちょっと楽しい。そこそこきれいになった。

 

下玉押し挿入。割入りなので「挿入」で済む。
でもなんか隙間が・・・

フォークの精度の問題か。



このフォークにはVブレーキの台座がないのでSORAのキャリパーブレーキをつけて早速試走に出る。

ハイ、ダメでした (´・ω・`)

乗ってすぐ異常に気づく。ハンドルが重くてまともに走れず。
トップキャップのボルトを締めすぎたかと、その場で緩めるもダメ。

ベアリングが効いてない感じ。やっぱり下玉押しが原因だろうね。
「下玉押さず」の状態か?

横着したのが間違いだった。

「ヘッドセット」とは、その名の通り、パーツが一式揃って互いに機能するもので、下玉押しだけ買ってきてつけても動かなくて当然なのだろう。

ということでヘッドセットを新たに購入。

その前にワンを外してヘッドチューブ内径のサイズを計る。
専用工具を購入。

いちいちカネかかる。時間もかかる。
ゴムハンマーで叩くけどけっこうしぶとい。専用工具ないと厳しかったかも。

ワンを外して実測。
上下ともに巷でいう44mmみたいだ。。てっきり34mmかと思ってた。計ってよかった。

フォークコラムの径が1-1/8(28.6mm)。

ヘッドセットも規格がややこしいけど、とりあえずワンが圧入されてるタイプは、上記のサイズを計ってそれに合うワンつきセットを買えばいいと理解した。
いわゆるゼロスタックとか、セミインテグラルと呼ばれるものかな?

ボールコロコロのベアリングむき出しタイプはなんか鬱陶しいので、シールドタイプにしてみたい。ちょっとカッコいいし。

これにした。

トップキャップやスターファングルナット類はついてないけど、すでに別途購入済みなので都合がいい。その分安いし。
色も選べるので赤にした。

初めてのヘッドセット、デザインもよく、いじり回してしまった。
地味だけどちょっとテンションが上がるパーツです。

 

 

こちらが外した元のパーツ

 

圧入工具も購入。

片方をモンキで抑え、片方をメガネレンチで回した。


圧入はわりかしスンナリできた。

 

カッコいい\(^o^)/


今回はバシっと決まった感じ。

早速試走したら、今度はハンドルもスムーズに回り、ガタもない。
バカンゼ1-Kにカーボンフォークのインストールができた \(^o^)/


作業を終えて

■購入して失敗したもの

●下玉押し

●プレッシャーアンカープラグ


上記2つはいずれもカーボンフォークのAmazonページに「セットで購入されてる商品」として紹介されていた。評判はそこそこ良いのだが・・・


このアンカープラグはボルトを外すとナットがコラム内に落ちてしまう。
その上、なぜかハメたボルトが抜けなくなった。

こちらが買い直したプラグ

ちゃんと使えた。

■意外に軽かったオリジナルフォーク

元のアルミフォークが750gほどしかなかったので、軽量化はー350gくらいかな。振動吸収性にちょっと期待。

■カーボンフォークについて

コラム内に謎のビニールが残ってたりと中華風だがコスパはよい。
タイヤのクリアランスが横だけでなく、上も狭いので注意。
実用は25cまでかと思う。

■ヘッドセットについて

BBに似て、色々規格が面倒なパーツでとっつきにくいが、勉強になった。

参考にしたページ
自分の自転車のタイプを調べる。実を言うといまだによくわからない。

 フォークのコラム径や、ワンを圧入するタイプはヘッドチューブの内径を計測。無駄な買い物をしないために面倒でもやる。

 下玉押しは割り入りがよいね。工具を一つ買わなくてすむ。

■工具について

●メガネレンチは安いので同じものを2セット持っとくとよいかも。
今回みたいに同じサイズが2つ欲しい時がある。

●ゴムハンマーは100均で購入した。

チャリの工具はおそらくは1回しか使わないものがけっこうある。
圧入工具もその一つ。BB圧入にも使えるけど。
やっぱり専用工具は使える。

六角レンチはラチェットハンドルがあると作業効率がグッと上がると思う。


持ってるのに使ったことがない。ソケットを一つしか買わなかったから。
今度セットで買おう。

●作業中、ハンドルをぶらさげておくのは、ワイヤー類とか痛みそうなので、トップチューブに100均のマジックテープでくくり付けてけておいた。

■手がベトベト
 グリスをいじるので。

■メンテスタンドがほしい
 フレームを太ももで支えながらの作業とか苦痛だった。何度か自転車を倒した。

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