自分なりの考えを書いてみた。
■ギア段数
クロスバイクの選び方で一番やらかしそうなのが、
「3×7の21段変速」とか「3×8の24段変速」とか、どうしてもギアの段数が多い方が魅力的に思えるかもしれないけど、普段使い、街乗り、通勤、通学で乗るならハッキリ言って
フロントギアは複数である必要はまったくない。
つまり7段とか8段で十分。
フロント3枚なんて無用の長物。必要ないというより、むしろ有害。
フロントギア複数段のデメリット
フロントディレーラーの調整が煩わしい。
余計なメカトラブルが増える。
両手によるギアチェンジがわずらわしい。余計な頭をつかう。
関連パーツで単純に車体が重くなる。
価格の面でも(余計なものつけて)高くなる。
メリットといえば、
なんとなくカッコいい
よりキツイ坂道に対応できそう
よりスピードが出そう
坂とかスピードとか結局は脚力次第。
24段だからこそ坂を登れたなんてケースはそんなにないんじゃない?
キャパを引き出せる脚がある人ならまだしも、普通の人はシングルでも多段でも出せるスピードなんて変わらないし。
多段ギアはギア比が無駄に重複するし、普段使いはフロントギアを真ん中に入れっぱなしで変速は後ろだけ、なんて運用になるのがオチ。
私のバカンゼ1kは元々3×7だったがフロントシングル化して1×7にした(※現在は8段)。
バカンゼ2kという安いモデルは元々1×7。
タイヤのグレード以外ほとんど同じスペックだけど、安い2kを購入しなかった理由は、
元々1枚ではフロントシングル「化」できないから。
カスタム目的で買ってるので。
■エンド幅(「OLD」 ホイール取り付け部(ハブ)の幅)
後々、ロードホイールに換装したかったので、エンド幅についても気にした。
ロードのホイールは、フロント100mm、リア130mm が主流ということで選んだが、リムブレーキかディスクブレーキかでも違ってくる規格混在のややこしいところ。
後々カスタムでイジリまくるつもりなら、必要なスペックを把握しておく必要がある。
逆にいうと細かなスペック記載がない自転車は、マイナー規格やパーツを使ってたりで、カスタムの際、やりたいことができないなんてことが出てくる覚悟が必要かも。ある程度知られたメーカー車を買う安心感はここにある。
■無難なのはリア8段
バカンゼは後ろが7段だったため、ホイール換装の際、ディレーラーやスプロケ、シフターといった変速パーツまで一式買い揃えて8速化したが、「元々8段ならパーツも使いまわしできたのに」、と思った。
■軽さ
初めての軽量なアルミの自転車を買うにあたり、重量も考えた。
重くても12kg前後であることが条件だったけど、バカンゼ1kはサイズにもよるが、ほぼ10kgほどしかない。
メーカーのネストは「クラス最軽量」がコンセプトにあるらしく、軽い自転車を作ってる。
■デザインは大事
自分がカッコイイとかカワイイと思えるものを買うのが一番です。
これは最重要。
自分が購入候補にしてたのは
ジオス MISTRAL
kohodaa bloom RAIL700-X
あさひサイクル プレシジョンスポーツ
ブリジストン CYLVA F24
※人気のジャイアント等、通販で買えないものは除外した。
などで、さんざん迷った挙げ句、最後の最後に「ネストでいいや!」とポチった。
★まとめ
カスタムとか興味ない、乗れればよいという人は特に考えることもなく、予算とデザインとレビューなどを参考にすればよいと思う。
イジリたい人はある程度メジャーなメーカー車が無難。
■購入に関して
ネットでは購入できないモデルもあるし、防犯登録やアフターサービスも含めて、近くの自転車屋さんで買うのが一番かと思う。ネットで注文して、実店舗に取りに行くのもよい。
私はネット通販(楽天ビック)で購入したが、価格が安かったのと、完成車が送られてくるので、組み立ていらずですぐ乗れるし、ゴミも出ないのがオススメでした。